利益をどのように生み出すか!

ビジネスモデル構築で、顧客価値の提供に重きが置かれて
利益創出を論理的にどうやるか考えられていない場合が多い。

今回はまず、利益をどのように生み出すかの
基本的な4つのパターンを書きますね。

①規模の経済

これは、大量生産・大量販売のモデルです。
大量に販売すればそれだけ1個あたりのコストが安くなります。

ここで気をつけなければいけないのは
コスト構造で変動費と固定費の割合です。

規模の経済では、仕入れに係る1個あたりの変動費も
大量仕入れで削減することが出来ます。

しかし、変動費よりも劇的に効果があるのは
固定費の削減です。
固定費とは家賃・人件費など、販売数量が変動しても
変わらない費用です。

規模の経済では、大量に作れば作るほど
1個あたりの固定費が少なくなり、コストを抑えることが出来ます。

そのため利益を一定と仮定すると、
1個あたりの利益額を多くすることが出来ます。

ただ、このビジネスモデルはある一定の販売量を持っている
業界の上位企業でなければ実現出来ないモデルです。

②範囲の経済

範囲の経済とは、同じ企業が複数の事業を行うと
別々の企業が事業を独立して行うよりも、
コストが割安になるモデルです。

どうしてコストが割安になるかは、2つの要因があります。

割安になるかは、2つの要因があります。
コストが割安になるモデルです。

1つ目は異なる事業であっても、事業所を共有したりして
資産を共有化出来ることでコストを抑えられる点にあります。
これは相補効果といいます。

2つ目は企業が持っている情報システムやブランド価値を
複数の事業で使用するなど、情報システムや無形の価値を
それぞれで利用できる点にあります。
これはシナジー効果、相乗効果などといいます。

このように範囲の経済では、経営資源を複数の事業で使用することにより
投資やコストを抑えることが出来ます。

③速度の経済

速度の経済とは、資産回転率・現金回転率を上げることによって
効率化して高い回転率により利益を生み出すモデルである。

ただし、顧客に提供する価値によって
速度の経済を取り入れられるかが決まります。

例えば、お店の雰囲気により1人あたりの売上を高く設定している
フランス料理などのお店にとっては、回転率を高めると
顧客にとっては居心地が悪くなり、顧客に価値を提供することが
出来なくなります。

速度の経済の最も良い点は、資産回転率が高いために
在庫をあまり持つ必要がなく、それだけリスクを抑えられる点にあります。

しかも、キャッシュフローの回転も速いため、
それだけ儲けが多くなる傾向があります。

このビジネスモデルは、業界の上位企業ではなくても
参入できる方法であり様々な会社がこの方法を利用しています。

例えば、「1,000円カット」や「俺のフレンチ」などの形態です。
詳しくはまた別の機会に書かせていただきますね。

④集中化と外部化の経済

集中化の経済とは、ある特定事業に特化することであり、
外部化の経済とは、自社では出来ない部分を他社に任せることで
全体として最適化を行うことです。

集中化の経済では特定分野に特化することで
他社にはマネ出来ない価値を生み出し、
競争優位の源泉とすることができます。

外部化の経済は業務提携やジョイントベンチャーなど
様々な方法があるため、また別の機会に書かせていただきます。

これら4つの方法は基本的な利益創出のモデルであり、
ビジネスモデルの利益をどのように生み出すかと言うよりも
価値の提供との関係で決まります。

そのため、ビジネスモデルでは「顧客の価値」と
「利益の創出」を組み合わせて考える必要があります。

ただ、これらは基本的なモデルとして
理解しておいて頂ければと思います。

 

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