IBMの変遷

IT企業のIBMと聞くと、
みなさんはどのような印象は持たれますか?

ちなみにwikipediaでIBMを調べると、
1911年に設立され、あの有名なワトソンも社長になっています。

1960年代にメインフレームとして歴史的な製品である、
「System/360」を開発します。
その流れは現在は「System z」に受け継がれています。

このように、IBMはハードウェアの会社というイメージが
強い方が多いかと思います。

その一方でパソコン開発では乗り遅れてしまい、
マイクロソフトやインテルに実権を握られてしまいます。

1990年代に入るとダウンサイジングの潮流になり
メインフレームの業績が悪化していき、
IBMは大幅な赤字を出すこととなりました。

1993年、ルイスガートナーが社長に就任し、
これまでの独自OSでのメインフレーム提供から
オープンシステムによるシステムインテグレーターへと
戦略を変換させました。

1990年代後半からは、運用管理ソフトウェアのTivoliなど
ソフトウェア事業を買収していく一方で、
従来のハードウェアを売却していくことで
事業の選択と集中を進めていきました。

2002年にハードウェアドライブ事業を日立に、
2004年にはパソコン事業をレノボに売却しています。
他にもタイプライター事業やプリンター事業からも
撤退しています。

このように、IBMはハードウェア事業から
基幹となるソフトウェアを持ちながらも
各社のアプリケーションと連携したシステムを
構築するシステムインテグレーターとなったのです。

さらにIBMはコンサルティング事業を強化するために
2002年にプライスウォーターハウス・クーパースから
コンサルティング事業を買収しています。

ただのシステム構築だけにとどまらず、
ユーザー企業の業務分析から始まり
企業に則したシステム提案及び構築を行い、
さらにアフターサービスまで行うような企業になっています。

IBMのビジネスモデル変革の数字の推移

数字でこの10年間の売上高の違いを見てみると、

2000年には、、
ハードウェア事業・・・48%
ソフトウェア事業・・・14%
サービス事業・・・37%

2010年には、、
ハードウェア事業・・・21%
ソフトウェア事業・・・25%
サービス事業・・・54%

と、なっています。

この数字からも、IBMのビジネスモデルの
事業変革の変遷が分かります。

製品の販売だけの商売から、
ワンストップ型のトータルサービスに変わっています。

トータルサービスが提供できるようになると、
競争相手との競争においても優位にたつこが出来ます。

その証拠にここ最近のIBMの利益率は
どの事業でも高い利益率を確保しています。

これはトータルサービスを提供することで
顧客の囲い込みをしているからです。

昔は、独自技術で顧客の囲い込みをしていましたが
現在はトータルサービスによる顧客の囲い込みを行っています。

さらに現在ではクラウドコンピューティングを提唱して
この事業に力を入れています。
クラウド事業での業界標準は、どこが握るのか!!
今後が楽しみです。

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