ヤマダ電機2015年3月期の決算発表が、2015年5月7日に発表されました。

売上高は前期比12%の減少、営業利益は前期比41%の減少となっています。

全体では、、

消費税が8%に上がったことによる消費低迷、パソコン市場の停滞などからマーケット全体が縮小するなかで、これまでヤマダ電機が取っていた戦略が通用しなくなっています。

これまでは、郊外に大型店舗を構えて、圧倒的な量により利益を確保してきましたが、これから少子高齢化が進行してマーケット全体が縮小する中で、大幅な業態転換が求められています。

その証拠に、5月25日に以下のような発表がなされました。

//www.yamada-denki.jp/topics/download.t.pdf/919

これまで郊外型店舗を中心にしていたものを、採算が悪い店舗を閉鎖するなどして、外国人観光客が増えていることを見越して都市部に免税店を出品させたり、採算効率の良い店舗に転換しようとしています。

売上や利益が大幅に減少したと言っても、93億円の純利益を計上しており、、

財務状況的にも総資産が1兆1224億円に対して、純資産が5,093億円と純資産比率は高い状況で手を打っておりまだまだ復活が期待できます。

ただ、借入金が2,900億円とやや多い状況になっていることが気にはなりますが、、、

キャッシュフロー計算書を見てみると、営業活動からの儲けを示す営業キャッシュフローは、前期と比べて概ね50%になっていますが、229億円の儲けとなっています。

また、現預金残高は前期末残高777億円から396億円と大幅に減少していますが、これは当期に社債の償還と自己株式取得を行ったことにより、概ね1,100億円の支出があったことが大きく影響しています。

ヤマダ電機の競合他社についても、また解説していきます。